Ne Rome de Wücua
更新情報:ver.3.0
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二種類の表語文字の追加
現在時制で留為語(作者:RUIさん)の留為文字を、並行時制では雰語(作者:かえるさん)の雰字を、
それぞれ使用します(時制についての説明はこちらでお読み頂けます)。
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倒置前置詞の追加
倒置前置詞を用いることで、これまで不可能だったSVOやOVSといった語順が成立します。
また、倒置を行うことで、助詞や助動詞の意味の焦点が絞られます。
留為語や雰語といったSVOの言語を語順を入れ替えずに訓読する(ユキュアで読む)こともできます。
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雰語動詞の追加
架空世界〈雰界〉を有する雰語の世界観を崩さないために、雰語からの借用語の動詞には反実仮想
(厳密には雰界での事象を表す)の性質を与え、容易に現実世界での事象を表せないようにしました。
制限を解除するには語順を入れ替えて、雰界からの視点に立たなければいけません。
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座標の現実感を表す前置格マーカーの追加
夢を見ている間、あなたは夢が非現実であることに気づくことはできますか。
あるいは、何が現実を現実だと証明してくれるのでしょうか。
ユキュアでは、あなたの現実感という直感に基づいて、現実と非現実を区別します。
雰界は架空世界だと上述しましたが、あなたの直感が現実世界を否定し、架空世界を肯定するのならば、
雰界を含む全ての架空世界が現実世界になり得ます。
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その他の更新
細部の加筆修正を行いました。
過去の更新履歴
更新情報:ver.2.0
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知覚/非知覚数詞の区分の追加
私たちが一度に知覚可能な数はいくつでしょうか。
例えば、「池に魚が50匹いる」と言ったとき、私たちは魚を同時に50匹知覚しているでしょうか。
魚を50匹「認識」していても、実際に池にいたのは30匹かもしれません。
ユキュアでは、知覚可能な数と知覚不可能な数を区別します。
これによって、現実と誇張された認識の相違を明記することができます。
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授受助動詞と敬意助動詞の追加
前者は日本語の「あげる」「もらう」「くれる」等に、後者は敬語に相当します。
ユキュアでは、一人称単数〈Aleu(超自我)〉〈Eu(自我)〉〈Eseu(エス)〉や〈想助詞〉と呼応し、
授受動作や畏敬・謙抑の本意や程度、原因を計り知ることができます。
〈内省のための言語〉にこれらの機能を追加することは懸念していましたが、
内省における〈自我〉の外界との窓口としての機能を再評価し、追加を決定しました。
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その他の更新
細部の加筆修正を行いました。